多種多様な働き方が実現可能な看護師

看護師としてスキルアップと育児を両立したい場合、総合病院での勤務がおすすめです。
24時間院内保育を完備しているところが多いため、どのような勤務形態を選んでも安心して働くことができます。
夜勤も含めた常勤で働くことも可能ですが、育児をメインにしたパート勤務も選択できます。
パート勤務の場合、病院によっては、子供の夏休みに合わせて長期休暇を取ることが可能な所もあります。
総合病院で勤務をすると、看護技術の研修も充実しています。
最新の看護技術だけでなく現場から離れている看護師に向けた研修を行っているところもあり、仕事復帰のしやすい環境が整っているのが特徴です。

医療行為から離れたい、夜勤はしたくないが常勤正社員で働きたいという場合は、看護師の資格を活かして企業で働くという選択肢もあります。
企業で働く看護師としては、医療知識が求められる治験業界での勤務や、企業で従業員の健康管理を請け負う産業看護師、コールセンターなどが挙げられます。
企業で働く看護師はデスクワークがメインとなるため、向き不向きはあると言われています。
しかし、企業勤務になると土日祝が休みで子どもの休みに合わせやすく、体力的にも病院勤務よりも楽といった点から、自分に合う仕事さえ見つかれば、育児との両立には向いていると言えるでしょう。

以上のことから、看護師はどのようなライフステージにいても、希望の勤務形態を選択することができます。
企業など病院以外の選択肢もあり、多様なワークライフバランスを実現できる職種と言えます。